ブログ

育児休業を取得しました👶ウサ平

 こんにちは。ウサ平です。久々のブログ投稿です。

 しばらくの間、育児休業(以下「育休」とします。)を取得しており、このたび職場復帰しました。実はウサ平は男でして、管理職になってからの育休取得でした。世間では男性の育休取得率は年々増加しておりますが、今回の育休体験をこれから取得する方々の参考となるようにブログで書き残します。具体的な育休に関する制度についてはネット上に分かりやすい記事がたくさんあるでしょうからそちらを参考にしていただいた方がいいと思います。この記事を読んで、育休取得を考えたときに湧き出てくる心理的な負担を和らげられたら幸いです。

 

 今回、私は1歳の子供と一緒に過ごすために、育休を2か月半取得しました。子供が生まれたに出生時育休(産後パパ育休)を1か月取得しており、今回は2回目の取得でした。最初は「育休なんて、もう必要ないかな。」とも思っていましたが、実際に取得してみると、予想以上に得るものが多かったと感じています。

 子供が1歳を過ぎると、歩き始めたり、言葉を覚え始めたりと、目まぐるしく成長しています。このタイミングで育児に関わることができたことは、非常に貴重で、毎日が新しい発見の連続でした。最初のうちは「もう寝かしつけも安定してきたし、大丈夫だろう。」と思っていたのですが、育児の難しさを再認識する日々が続きました。子供は日に日に違う顔を見せ、時には泣き止まない夜や、体調を崩す日もあり、思うように事が進まないこともありました。

 それでも、子供の笑顔や成長を見守ることができたのは、何ものにも代えがたい喜びでした。1歳過ぎてからは、少しずつ自分の意思を示し、親子のコミュニケーションも増えてきて、その小さなやり取りの一つ一つが愛おしく感じました。特に、私が何かをしているときに「ダダ!」と呼んでくれる(お父さんと言っているみたいです)時や、手を握っている時は、育児をしている中で最も幸せな瞬間でした。

 育児をしていると、妻がどれだけ日々の育児や家事に全力で取り組んでいるかを、より深く理解することができました。妻が一生懸命に家事育児に取り組む姿には、改めて敬意を抱くばかりです。育休中に、夫として、父親として、家庭での役割を全うできることに幸せを感じると同時に、妻への感謝の気持ちも日々深まりました。

 育休を取る前は、仕事と家庭のバランスを取ることに追われ、育児そのものに積極的に関わる時間が少なかったことに、心の中でずっと葛藤を抱えていました。

 育休を取ったことで、毎日子供と過ごす時間が増え、その中で感じたのは「育児は、日々の同じ作業を繰り返して、愛情を積み重ねていくこと」だということです。炊事、洗濯、掃除に加え、子供の食事やおむつ替えや着替えなど、ひたすら繰り返される作業が積み重なります。それでも、毎日の中で子供の成長を感じられる瞬間があると、心から「この時間を大切にしてきて良かった」と思います。特に、動き回るようになった子供からは目を離すことができません。あちこち触ったり、転んだりして危険が常につきものです。「いつまで注意していればいいんだろう」と日常の忙しさを感じつつも、同時に「これも愛情の積み重ねだな」と実感できました。

 

 

 また、管理職として育休を取ることが、職場に与える影響を改めて考える機会となりました。男性が育休を取得することは、まだ一般的ではない職場も多いかもしれませんが、今回の経験を通じて、育休を取得することで自分自身がどう変わるか、どんな気付きが得られるかを実感しました。これから育休取得をする職員が育児と仕事を両立させるためには、柔軟で理解のある職場環境が欠かせません。そのためには、まず自分がそのお手本となり、育児や家族との時間を大切にする姿勢を示していくことが重要だと感じています。

 育休取得前は、「育休を取って、職場の業務が回るだろうか」「上司や同僚にどう影響を与えるだろうか」といった不安がありました。しかし、実際には自分が休んでいる間に業務がうまく進むように調整してくれる上司や同僚たちのサポートを受け、育児に専念できたことが有り難かったです。育休中も、私は定期的に業務の進捗を把握し、チームと連絡を取りながら必要なサポートを行いました。これにより、育休中でも自分の責任を果たせるという安心感が得られました。

 また、育休を通じて、自分が部下や同僚に対してどのようにサポートできるか、どうしたら柔軟で理解のある職場環境を作れるかについても再考することができました。男性が育児に参加しやすい職場を作るためには、まず自分がその一歩を踏み出すことが重要だと感じています。育児に積極的に関わることで、仕事でも家庭でも両立できる可能性が広がり、結果として職場全体の生産性やモチベーションにも良い影響を与えるのではないかと信じています。

 

 

関連記事

ページ上部へ戻る